【日記】読書について...
今日は気持ちの整理をして、前に進むためにも、私が枡野俊明さんの本を読むことになったきっかけについて書きたいと思います。
私は事情があって、ある大切な人と疎遠となっています。
枡野さんの本と出会ったのは、この本がきっかけです。
(この本の感想は今度ブログに書きたいと思います)
このような状況になる前(子供時代にさかのぼりますが…)
私はその方の考え方で人生を送ることを強制され続けていました。
はじめはそのことに何の疑問を感じていませんでした。
でも成長していくうちに疑問に感じるようになってきました。
自分の思いや考えを伝えても、その方の考えに合致した時にはほめられ、
合致しなかった時には言葉だけでなく、しつけと称して、たたかれたり、物置に閉じ込められたり…。
私は人一倍自我が強かったこともあり、それでも話を聞いてもらおうと向き合おうとして、「その方と衝突する→結局強制的に謝罪をさせられる」を繰り返していました。
学生時代は、まだその方との人間関係に関する考え方に影響を受けていたこともあって、対人関係は苦手でした。
中学時代、いじめを受けたこともあります。
いろいろ解決に向けて、その方はすごく協力してくれました。
でも私は結局、人と関わることを避けるようになり、孤立していくことが多くなりました。
「going my way…」
よく言われた言葉です。ちゃんとやっていれば誰かがその努力をみてくれるって…
その教えのもと、私は勉強もがんばりました。
学生時代の成績はTop2で卒業。
(深夜のバイト続きで睡眠不足の時に受けた講義の成績だけが悪かったのです…もうちょっと頑張ればよかった~涙)
そしてその方を安心させようと、公的施設への就職も決めました。
私の仕事は、いやでも同僚・上司、担当する方と関わっていかなくてはいけません。
私の苦手な対人関係です。
「going my way…」の教えはだんだん通用しなくなっていきました。
対人関係における苦しみ。
うまくいかないのは人のせいにして…
ストレスが溜ったら、買い物や飲み会で発散して…
本当に悪循環な毎日でした。
そんな状況で、働いてもお金はたまることなく、ギリギリの生活を送っていました。
表面上の友達はいましたが、こんな私、すぐに縁はきれていきました。
当たり前です...
すごく関わりたくない人になっていたと思います。
私を変えたのは、仕事上で担当した方との出会いがきっかけです(いまのオットです…笑)
すごく生きづらさを感じていた時に、いろいろ話を聞いてくれたり、アドバイスしてくれたり、おすすめの本をおしえてくれたり。
本当にこの出会いがなければ、今の私はいなかったと思います。
今はこうして、子供にも恵まれ、仕事も充実して…
何より私の周りの環境が変わってきました。
いい影響を受けられるような、そんな方たちとの出会いが増えていったのです。
そんな中、その大切な方とも関係性をうまくいくように努力していきました。
大切に思っていることを贈り物をすることで伝えたり、その方が辛い時に思いを聞いたり…
私は素直に甘えることが苦手ですが、その方の得意分野をみつけ、そこの部分で甘えてみたり。とにかく表面上だけでもうまくいくように努力しました。
でも結局うまくいきませんでした。
その方の考え方が「常識」、私の考え方は「非常識」。
私だけが攻撃されるならまだよかったのですが、「こんな風になったのは、オットやオットの両親の責任だ」と、私以外の人も攻撃対象となり…
私が100%悪いと謝罪したところで、また同じ衝突が繰り返されることになる。
やむを得ず、その方と距離をとることを決めました。
このような決心をした、私を攻める方もいるかもしれない…
私は自己中心的な人間なんだろうか、単なるわがままなんだろうか…
大切な人なんだから、その人の考え方で人生を送った方がいいのか…
でもそのような生き方は死んでいるのと一緒かも…
自分の子供には、こんな辛い思いをさせたくない…
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いろいろ自分を攻め続けてもう限界でした。
自分が壊れそうでした。
その方からの手紙は、私の人生や考え方そのものを全否定する内容でした。手紙がくる度、恐怖を感じて...
必死で変わらない日常を過ごそうと思っていましたが、子供はお母さんの姿をよく見ていますよね。
ムスメちゃんの癇癪も増えたように思います。
もちろんオットにあたることも増えていました。
今はこうするしかなかったと思います。
この物理的・精神的距離をとるための調整でここ数ヶ月は大変な思いをしていました。
でも物理的・精神的距離をとったとしても、完全に縁がきれるわけではありません。
私がこのように生活できているのも、やりたい仕事につけたことも、今の大切な家庭を築くことができたことも、その方がいたからと強く思っています。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして今までのことを無駄にしないためにも、今まで責め続けた自分自身を大切にしていきたい、これから出会う縁を大切にしていきたい。
将来のある自分の子供たちも、いろんなことで複雑になっているこの世の中を、自己肯定感を持って、強く生き抜いて欲しい。
枡野さんの本や、その本を通じオットやオットの両親と話をすることで、少しずつですがそう感じることができるようになりました。
ブログをやろうと思ったのも、
自信を持てずにいた自分を大切にしてあげるためでもあります。
これからも頑張りすぎず、simple+organicに丁寧なくらしを送っていきたいと思います。
今回ひとり出張で、ひとりの時間を持つことができて、ぐちゃぐちゃになっていた頭の中を整理できてよかった…
今までブログやインスタグラムではアップするには抵抗があったこの話。私のこの選択は賛否両論あると思いますが、自分の気持ちを整理するためにも、残しておきたい。その思いで書きました。
さて、きりかえて学会発表がんばってきます!